皆様こんにちは。Setuです。 最近西岡良仁選手が、デルレイビーチ国際で活躍しましたね! やはり日本を代表するプレーヤーですから、彼が使用しているラケットには皆様興味がわくと思います。
また、前作のVCORE SVというモデルにおいて最も多くの使用者がいた98モデルの新作であるVCORE98のインプレ・レビューを待っている方は多いはずです!(きっと、、)


YONEX VCORE 98 G(305g)インプレッション
VCOREというモデルの紹介
はじめに、VCOREというモデルに関する記事です。
yonex社では現在、
- VCORE
- VCOREpro
- EZONE
という3モデルをツアーモデルとして販売しております。 VCOREを使用している選手は、主に西岡良仁選手や、シャポバロフ選手などが挙げられます。
VCOREというモデルは他2モデルに比べてしっかりとボールを掴む感覚が強く、ボールをコントロールしやすい商品となっております。
弾いてこすって回転をかける方よりも、しっかりと自分でボールを掴んで持ち上げて回転をかける方にお勧めです。
スペック
- ラケットフェイス 98sq.inch
- 重さ G→305g/LG→285g
- 長さ 27インチ
- バランス G→315mm/LG→325mm
- ストリングパターン 16×19
- カラー フレイムレッド・ギャラクシーブラック
使用ストリング:YONEX ポリツアープロ125をメイン52/クロス48で張り上げました。
尚、今回はGのモデルのみのインプレとなります。
特徴
ISOMETRICによりオフセンターに当たった際でもボールが返りやすい
YONEXのラケットは、とにかく四角いです。(笑)
この理由として、ISOMETRICというテクノロジーを搭載しており、四角くした方が円形ラケットに比べて、スウィートスポットが7%広がります。
確かにyonexのラケットを使用すると、オフセンターでボールが当たってしまった際も相手コートに入ってくれる気がします。
カラーバリエーションがある
今回のVCORE98というラケットは、レッドとブラックの2種類がラインナップされております。
黒いヨネックスのラケットというのはというのはあまり印象になく新鮮ですね。
やはりテニスを始めたての方ほど、ラケットのデザインが好みである方がモチベーション向上に繋がりますので、このような細かな配慮は良いですよね。

VCOREシリーズは元々98モデルが最も上級者の使用率高
このVCOREシリーズにおいては、YONEX社はフェイスサイズが95、98、100というラインナップを展開しております。
その中で国内外問わずプロ男子選手の使用率が最も高いのが98シリーズです。 なので自分の実力を素直に出しやすく、上級者が好むスペックとなっているといえるでしょう。

インプレ(打球感):VCOREシリーズはよく掴めるが、オフセンター時のアシストは少なめ
「VCORE 98」は、yonex社が出している現行メインモデル「VCOREPRO」「EZONE」と並ぶ3大シリーズの一角となります。
yonex社のモデルの中では断トツに、他のメーカーのラケットに比べてもかなりボールを掴む感覚を得やすいラケットとなっております。 前作のVCORE SVシリーズに比べても、よりボールを掴みやすくなっているので、「弾く人はEZONE、掴む人はVCORE」という住みわけが出来ているのかなと思いました。
特に98シリーズは最も食いつくラケットであると感じました。
しっかりとしなり、無駄なアシストはなく、ボールにしっかりと力を伝えていける打感でした。
また、打球感は100に比べかなりシャープで、爽快な打球感を求める方にお勧めしております。
逆に厳しい体勢の時はしっかりとボールに力を伝えないとすぐ浅くなってしまうような印象でした。

インプレ(スイング感):98sq.inchの中でも振りぬき◎
98インチのモデルは元々振りぬきが良いラケットが多いですが、その中でもかなり振り抜きやすい部類のラケットになると思います。
フレームが最大22㎜と薄く設計されていることから、100のモデルやEZONEシリーズに比べてもより上級者向けであることがわかります。
「NEW AERO TECHNOLOGY」というものが搭載されており、グロメット構造により空気抵抗が低減され、スイング速度向上に繋がっていると考えられます。
しっかりと振りぬいて回転をかけて相手のベースライン付近にボールを集めたいという方に、お勧めです。

インプレ(反発性):反発力はかなり抑えめ
反発力はかなり抑えめで、しっかりとスウィートスポットに当たった際は絶大な威力を発揮します。
逆にスウィートスポットを外した場合はかなり苦しく、浅くなったりネットにかかったりしやすいです。
100のような幅広いレベル向けのモデルと異なり、しっかりと毎回しっかりとボールをヒットできるかなり上級者向けの1本となっております。

インプレ(回転性能):スピン・スライス共に優秀なスペック
「EZONE」や、「VCOREpro」シリーズと最も異なる点は回転量です。
ストリング可動量を大きくする技術「LINER TECH」により、食いつきのスナップバックが大きく発生します。
よって、自分から回転をかけに行った時はしっかりとスピンがかかり、フラットにあてに行ったらしっかりと食いつきコントロールできるので、様々なプレースタイルの方にお勧めできます。

似ている機種
- HEAD RADICAL MP

- TOALSON S-MACH pro97

- WILSON BLADE98
お勧めする方
- 試合によく出られ、しっかりとスイングしていける方
- 反発力よりも自分の力でボールの強弱をコントロールしたい方
- ボールを掴む感覚が欲しい方
価格
- メーカー希望小売価格 ¥33000(税別)
- 現在ネット最安値 ¥19250(2020/03/02現在)
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おわりに
いかがだったでしょうか。今回は「VCORE」シリーズの西岡良仁プロ使用モデルの「VCORE98」に関するインプレッション記事でした。
西岡良仁選手の活躍に、期待しましょう。 VSナカシマ選手との対戦詳細はこちらからどうぞ。 https://setung0.com/archives/678
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